B-trap(ビートラップ)のNo.5152スーパーギヤ。
この製品はギヤの中心部にステンレスボールベアリングが組み込まれています。
さらに面摺動部に挟み込むためのポリスライダーワッシャーという物がセットに入っていて二つの相乗効果で回転を高めて飛距離を伸ばす物らしい。
Abuの5152ギヤを使っている機種なら使えると説明書きにありますが別に他の機種でも使えます。
私の愛機5601CBのこのギアは21800ですがこの商品に交換しても全く問題ありません。
ただしこのギアに合うピニオンギア(スプールについているプラスティック製の白いギヤ)はAbuの19373に限定されます。
事前にパーツリストを見て確認しましょう。
違う場合は釣り具屋さんで注文してください。
幸い私の愛機は初めから19373なのでそのままOK。
参考までにレベルワインド駆動用ギヤの部品番号が117079の場合は初めからベアリングが入っています。
よってこの商品に変える意味はあまりありません。
またこの商品の代わりに117079と117080を使うことも可能です。
その場合ピニオンギヤは23403を使ってください。
ただしこの商品より117079と117080のほうが高価なので値段重視の方はこの商品を、純正が好きなら117079と117080を使用したらいいと思います。
では早速分解します。
ハンドルとは反対側のパーミングカップを外します。
3本のネジを外すだけです。
当たり前のことですが工具はケチらずちゃんとしたものを使いましょう。
いい工具は一生物です。
ネジをなめたりして抜けなくなることを考えたら安いものです。
カップの内側についているギヤが今回交換するレベルワインド駆動用ギヤです。
このギヤの種類は機種によっていくつかあります。
Eリングで固定されている場合はEリングを外せばギヤが抜けます。
今回の物は爪で固定されているので先の細い物で爪を押しながらギヤを手前に引くと外れます。
Eリングがも爪も無い物ははめ込み式なので中心軸付近をカッターで削って破壊しないと外れません。
外したら普段はなかなか掃除ができないギヤの裏側を掃除しておくといいでしょう。
ギヤシャフトにポリスライダーをはめてからギヤをはめます。
ギヤをEリングで固定します。
もともとEリングが付いていた場合はそれを再利用しますが無かった場合はホームセンターなどで入手してください。
もしサイズが不明瞭で分かりにくくてどれを買ってきたらいいのか分からない場合はAbuのハンドル固定用Eリングを持参して同じサイズを探すと良いでしょう。
もちろんAbu純正として釣具屋さんなどで注文されても良いと思います。
ギヤ固定用もハンドル固定用も同じ部品番号4490です。
参考までにこの商品の代わりにAbu純正の117079と117080を使った場合ははめ込み式なのでEリングは不要です。
これで交換完了。
あとはカップを元通りはめ込んで完成です。
元々CBは
C4と同じハイスピードの4ベアリングモデルです。
違いはラインアラームが付いてないことぐらいだろうか。
今回ベアリングを1つ増設したのでC5並になりました(笑)
使用リール:Abu Garcia Ambassadeur 5601CB(改)
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