平日でしかもこの日はあいにくの雨模様だったのでお客さんは自分以外数名。
ポイントも自由に確保できて移動も自由。
とてもやりやすい環境だが雨が降ると川からの汲み上げポンプが止まるので池は止水になる。
活性が下がること間違いなしだが果たして・・・・
この日のテーマは縦釣り。
いろんなメディアなどで最近注目の釣り方だがいまいち掴めていない。
それなりに考えてタックルを用意したが真剣に取り組んだことが無いので今日はその練習だ。
と言っても元々冬場だけ月一程度でたしなんでいる管釣り。
いろんな管釣りに出向いて雰囲気を味わいつつやっているので釣果はいつもそこそこ。
少なくて一日30匹程度、最高でも74匹なので管釣り好きから見ればへたれである。
何はともあれ活性の高い時間帯にやらないと練習にならない、つまり釣れなきゃ練習もへったくれもないので早速始める。
キャスト、フォール、表層まで巻き上げ、フォール、表層まで巻き上げの繰り返しであたった時には合わせるだけ。
これが意外と難しく竿を立てずに高い位置に構え、ロッドを握る人差し指はブランクに触れる。
意外と肩がこる構えだ(汗)
でも朝一なのでなんとか数匹拾うことができた。
あっという間に朝のいい時間は終わって沈黙の時間が続く。
時折事故的なあたりはあるものの沈黙の時間は頭も寝ぼけているので反応できずに合わせミス。
とにかくいろんなルアーを投げていろんなリトリーブを試す。
そんな中でもお気に入りは
ぐるぐるXだ。
真剣に管釣りをしている人の中にはスティック系、とくにこの
ぐるぐるXを嫌う人が多い。
が自分はサンデードライバー的に管釣りするのでこだわって釣れないより釣れた方がいい。
だからスティック系だろうがペレット系だろうが毛ジグだろうが行った管釣りのレギュレーションで許される範疇のルアーは何でもやってみる。
で、結果がちゃんと出るから非常に嬉しい。
とは言ってもやはり釣れない時間が続き、他のお客も釣れて無さそう。
フライの人も苦戦しているのを見てコンディションの悪さに萎える。
そんな折に表層に現れる巨大アルビノ。
でかい魚を見たら釣りたくなるのが人の性。
見える魚は釣れないと昔から言うがサイトフィッシングは自分の得意とするところ。
アルビノの向こうにキャスト。
表層を巻く。
鼻先通過。
アルビノが反応!
追尾!!
反転!?
沈黙・・・・
ま、そう簡単にはいきません。
暫くしてまた同じ子が俺の守備範囲にやってきたので違うルアーで試すがさっきと同じパターンで見切られる。
追尾までするんだから食い気はあると判断。
絶対釣ってやると心に誓った3回目。
3度目の正直と昔の人はよく言ったもんです。
この時ラインにぶら下がっていたのは
ぐるぐるX蛍光チャート
アルビノの向こうにキャスト。
表層を巻く。
鼻先通過。
アルビノが反応!
追尾!!
ここからが違う。
伊達に練習したわけじゃない。
ちょっと追尾させてから必殺テンションフォール!
朝から練習していた縦釣りと
ぐるぐるXの融合であるw
ガツン、ビィーーーーーーーーーーー!
走るドラグに焦る俺。
小物ばかり釣っていたのでドラグが緩すぎたのだ。
ドラグ調整しながらも何とか寄せる。
白い奴が跳ねるので周りの釣り客の視線も寄せる。
ほどなくしてなんとかランディングに成功。
人生初のアルビノが50UPで大満足。
ここで一旦昼食休憩を取り午後からに備える。
予定では雨は上がるはずだがその気配なし。
ま、50UP釣れて満足だから縦のリトリーブの練習に徹しようということに。
キャストして着水と同時にベールをあげてラインテンションがかかったまま着水。
それでも多少たるむので数回巻きつつちょこっとだけ表層を泳がせて魚に着目させる。
巻きをやめてテンションフォールに。
あたれば合わせるがあたらないので着底。
表層まで巻き上げて再度テンションフォール。
ここで問題が。
巻きあげ時にどうしても自分方向にルアーが寄ってくるのでワンキャストで2回しかフォールできない。
上手い人は何度もフォールさせるらしい。
巻きあげ技術の勉強が必要だ。
どなたかコツを知っている人がいたら教えてほしい物だ(笑)
それでもたまに何とか釣れる。
釣れちゃったじゃなくてあたりをわかってて掛けているのでそれなりに満足できる。
(バベルII黒ラメにて40UPブラウン)
しかしフォールより着底の瞬間もしくは巻き上げる前に釣れている。
どうも今日はボトムの日らしい。
(NSTがニジの下あごにかかっているからボトムで釣れたことがわかる)
で、ボトムバンプに切り替えるとフォールよりは釣れる。
(コーホーサーモン)
でもこの日のテーマと違うのでまた縦の練習に戻る。
しかし釣れない練習は飽きるので 巻きをやったりトップで遊んだり。
結局雨があがって日が射した後も活性が上がることはなく終了。
何となく縦がわかってきたが使いこなせるまでには至らなかった。
相変わらず課題である。
釣果:アルビノx1、ブラウンx1、コーホーサーモンx3、レインボーx7、合計12匹w
縦用タックル
ロッド:Abu Garcia Fantasista FS-60ULR
リール:Abu Garcia Cardinal 300U
ライン:
Linesystem Trout Area PE 3lb (0.3号) 、
Unitica Silver Thread Eye Catch 蛍光イエローダル Nylon 3lb 2m、
Toray Solaroam Super Hard Natural Fuluoro Carbon 100% 3lb 1m
巻き用タックル
ロッド:
Abu Garcia Mass Beat 鱒人 MS-602XUL
リール:Abu Garcia Cardinal 301
ライン:
Berkley Fireline Crystal PE 3lb (0.5号) 、
Unitica Silver Thread Eye Catch 蛍光イエローダル Nylon 3lb 2m、
Toray Solaroam Super Hard Natural Fuluoro Carbon 100% 3lb 1m
ヒットルアー:
ぐるぐるX、バベル、NST、
にょろにょろ、他
PS:ラインシステム社のPEは水分を吸った感が強くライン同士がくっつきやすいためバックラッシュ続発しました。とても使用に耐えられるラインではないためお勧めできません。
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