渓流
いよいよ2011年の渓流シーズンがやってきました。
毎年2月から3月にかけてあちこちで解禁されますが実際はまだまだ寒くたいして釣れるもんじゃない。
鮎が解禁するまでの季節は鮎師も渓流にかなり来るから結構賑わうものである。
そうとわかっていても行きたくなるのが釣り師の性。
私のホームグラウンドの下伊那漁協管轄は2月16日(水)解禁。
仕事の都合もあり20日(日)にアマゴの餌釣りに行ってきました。
朝5時に出発し高速を利用して現地に着いたのが7時前。
日券を購入すべく入漁券販売店へ立ち寄り情報収集。
解禁後にこの店で日券を購入した人は2人。
解禁当日に1人とこの日私より先に1人。
今日の人はどこに入るかは言わなかったそうである。
身支度を整え早速入渓することに。
写真の通りまだ雪は深く残っており水は思いっきり雪代。
雪代とは雪解け水のことで水温は低く含有酸素濃度が高すぎて魚にとってはあまり気持ちのいいものではないらしい。
雪が深くて岸を進めないので水の中を進むことになる。
水を避けると雪で足が膝まで埋まる。
正直釣りする状況ではない。
しかしまだ汚れを知らぬ乙女たちが私を待ち望んでいると下半身を膨らませ、
いや、胸を高ぶらせていざ!!(最近このパターンばっかりだな・・・)
しかし残念なことにそこらじゅうに足跡がある。
砂の上の足跡が凍っているからきっと前日までの入渓者であろう。
減水した所にもくっきりあるから解禁後の雨の日の後の物、つまり昨日か一昨日。
この狭い渓に例え前日とは言え先行者がいてはかなり厳しい。
しかし今更他所に行くのも面倒なので釣りを開始。
3.6m硬調に天井糸ナイロン0.8号、道糸PE0.3号、ハリスFC0.6号、針は河童半スレ6号
ゼロが流行の昨今にしてはかなり図太い仕掛けであるが当たりを感じて掛けて抜く仕様である。
てかのべ竿でPEってありなのかは知らない(笑)
水量がいつもの3分の1ぐらいと少ないのでガン玉は軽めにして塩イクラを付けていざ投入。
はい、異常無しです。
やはり先行者のプレッシャーは強いですね。
しかも水が無いので打ち所がほとんどなく雪中行軍してるだけで1時間ぐらい経過してしまいました。
ちなみにここの渓流では人に会うこともまずないのでいつも釣り下ってます(笑)
年寄りは釣り上がるのは辛いんですよ(汗)
そして二つの流れが一つになった所やっとアタリが来ました。
しかしアタリが小さくて掛けるに至りません。
そうこうしながら数匹掛け逃した後に掛けるのをやめてドリフトさせたら乗ってくれました今季初物。
ちょっと未熟ですが嬉しい1匹目です。
その後もアタッても掛けずにじっと堪えて違和感を消してやると何とか食いこむことが分かりちょこちょこ乗せましたが、いかんせん完全にセッティングミス。
超掛け仕様が響いて乗せにくいはバラしやすいはです。
今日みたいな日はナイロンで違和感を消してじっくり乗せて優しく寄せる方が良かったですね。
その後も数匹追加しましたが型は出ませんでした。
昨年の稚魚放流物でしょうか冬の間は餌も少なく成長が見られませんね。
あ、決して幼児趣味とかそういうのじゃありませんからっ!!
もう少し下流でやれば水量もあったので場所の選択ミスが大きく出た感じです。あ、仕掛けもね。
とりあえず解禁は味わったので雪が無くなるまではやはり渓流は控えておきますね(苦笑)
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